空を見上げて

ミクシィ悪用し女性暴行 京都地裁で冒陳

情報商材でも会員制サイト「ミクシィ」を利用して交際相手をゲットする方法を
体系化して販売しているものがあります。

そのミクシィを悪用するとこんなことになる、というか悪用してこんなことを
されてしまったという例を京都新聞の記事に見つけたので掲載しておきます。

ミクシィや出会い系サイトに登録されている方は知っておいて損はありません。



『ミクシィ悪用し女性暴行 京都地裁で冒陳 「彼氏にばらす」口止め
 5月18日9時47分配信 京都新聞


 インターネット上の会員制サイト「ミクシィ」で知り合った女性に
 暴行したとして、強姦(ごうかん)罪に問われた
 京都市下京区高倉通松原下ル、自動車整備工田中秀明被告(33)の初公判が
 17日、京都地裁(米山正明裁判長)であった。

 検察側の冒頭陳述で、田中被告がミクシィで女性のプロフィルを見て
 連絡を取り付けたり、交際相手もミクシィを利用していることにつけ込み
 「彼氏にばらす」と口止め工作をしていたことが判明、
 会員制サイトの落とし穴が浮かび上がった。

 田中被告は「合意の上だった」と起訴事実を否認し、
 弁護人も無罪を主張して、ミクシィを通じてやりとりしたメールの
 全面開示などを求めて争う姿勢を見せた。

 冒頭陳述によると、田中被告は昨年11月下旬、
 ミクシィでプロフィルを見て興味を抱いた京都府内の20代の女性に
 メールを何度も送り、携帯電話の番号を聞き出した上、女性を呼び出した。

 女性は、断り続けるとミクシィで悪口を書き込まれると思って根負けし、
 電話番号を教えて呼び出しにも応じた、という。

 田中被告は同月24日夜、宇治市内の山中に止めた乗用車内で暴行を加え、
 解放する際に「彼氏もミクシィやってるから、彼氏にメールしてもいい」などと
 口止めをした、とされる。

 女性は、サイトに事件のことを書き込まれるのを恐れて被害を隠していたが、
 さらに電話で面会を強要されたため、警察に相談した、という。

 ミクシィは、国内最大手の会員制サイトで、会員になればサイト上に
 年齢や住所などが書き込めるプロフィル画面が与えられる。

 利用するには友人の招待が必要なため、完全匿名のインターネット掲示板などに
 比べ安心感があるとされているが、現実の人間関係に直結しやすいため、
 トラブルになるケースが問題化している。』   引用ここまで


悪用した男性も男性だが、一言で言うと女性もスキ(「好き」?)だらけだった
ということせしょう。

もともとこういったリスクがつきまとう性質のものです。

興味はむしろここから先にあります。

こういった事態をミクシィがどう考えているか、どう対処したか。
そのとき、招待者はどうなったか。

また、破竹の勢いで伸びてきたミクシィの会員数や
「ミクシィ」を利用して交際相手をゲットする方法を説いた情報商材の
売上げにどういう影響を与えるのか。


ちなみに無料レポートでも
ミクシィ恋愛系のものがあるのでご紹介しておきます。



*誤解のないように付け加えておきますが、
 ミクシィについて書かれた大半の情報商材や無料レポートが
 ミクシィでどのように人脈を築き、ビジネスにどう活かすかというものであり、
 相手を騙したり、誘導するといった類のものではありません。

 情報商材については販売時に内容をチェックされることはないが、
 無料レポートに限っては、いまや殆どの無料レポート発行スタンドが
 発行前に内容を審査します。(無料だけに影響力が大きい)

 したがって下に紹介するものもいかがわしいものではなく、
 タイトルについてまじめに書かれたものであることを
 ご理解の上お読みになることをおすすめします。

 悪用をお考えの方は閲覧をご遠慮ください(笑

 (著作者の姓がたまたま上の被告と同じ「田中」であるのは妙な一致ですが)


内容紹介

『恋愛は、人間関係の恋愛ピラミッド「複数の友人→複数の異性の友人
 →数人の恋人」です。

 いきなり、数人の恋人を確保できても
 恋愛ピラミッドのない状態では、長続きしません。

 恋愛プロの田中流ピラミッドを築いてしまえば、常にモテモテの生活を
 送ることが出来ます。

 相手の心の中を理解して、恋の駆け引きも、
 相手の心も掴むための相手の心の調べ方・掴み方を紹介。
 mixi(ミクシィ)での出会いと恋人作り成功法も紹介。』


無料レポート
ウルトラ級にモテる恋愛術&好きな人の心の掴み方とmixi(ミクシィ)恋愛術



                               TARO


TAROlovesunshine0512  at 17:09  | コメント(0)  | トラックバック(1) |  この記事をクリップ! ネットビジネス  

愛知県長久手町:人質を捕った拳銃男の立てこもり事件:大林元組員警察官(SAT隊員)ひとりを殺害

愛知県長久手町の閑静な住宅街で拳銃男が人質を捕り立てこもった。
5月17日午後4時少し前のこと。

愛知警察署に「父が拳銃を持って暴れている」と家族から通報のあったのは
午後3時45分頃。

間もなく、警察官ひとりと一般人の男女二人が撃たれ、
男女の命に別状はないが、拳銃男は警察を人質に立てこもったと報道される。


続いて、消防署の電話取材。

Q−拳銃で撃たれた通報があったのは何時頃?
A−4時19分
Qー通報はどこから?
A−愛知警察から
Q−現場に到着したのは?
A−4時20分頃(早すぎるような気が・・・)
Q−運ばれたのは何人?
A−二人
Q−男女の別は?
A−20代の女性ひとり、30代の女性ひとり
Q−状況は?
A−ちょっと分らない
Q−警察官は?
A−運んでいない


続いて、拳銃男が立てこもっている「一軒屋」の相向かいに
ある事務所に閉じ込められた男性とのやりとりが報じられた。

Q−そこは住宅街か?
A−近くにガソリンスタンドもあるが住宅街
Q−事務所から一軒家まで近いのか?
A−ここから一軒家の玄関先が見える
Q−当初何か見たり、聞いたりしたか?
A−言い争う声に続いて拳銃の発砲音が数発聞こえた
Q−いまはどうなっている?
A−警察官が倒れて腕を動かしている
Q−他に誰かいないのか?
A−近寄れないようだ
Q−他に何か見えないか?
A−電気を消しているので家のなかは見えない
Q−近隣に住む住民が歩いているということはないのか?
A−封鎖されているようで人の姿は見えない。私も外へ出れない
Q−立てこもっている拳銃男は一軒家の主か?
A−だと思う
Q−どんな人か分るか?
A−分らない
Q−家族は中にいるのか?
A−分らない


こんなやりとりの後、人質になっているのは女性であるとの訂正。


15日に会津若松で高3男子生徒が
母親の頭部をカバンに入れて会津若松署に出頭するという
ショッキングな事件があったばかりのことである。

16日には新潟県の魚沼で49歳の男性が
81歳の老親に暴行を加えて殺している。

記憶に新しいアメリカで
韓国の少年が銃を乱射して多数の命を奪った事件の報道の直後、
日本ではやはり拳銃男が人質を捕って立てこもるという事件が起こっている。

人の命に関わるショッキングな事件の後、伝染というか連鎖的に
人の命を軽んじるような事件が起きている。

報道関係者や警察は厳密な因果関係を証明できないとしても
こういったデータを採り、統計学的な観点から
何らかの対処を考えるべきときに来ているようなきがする。


その後  *5月18日午前5時30分


いまも立てこもっている。

その後の調べで容疑者は大林元組員(50)、人質になっているのは元妻
撃たれた男女は長男(25)・次女(21)であることが判明。
(元妻が人質というのは?)

長男は腹部を、次女は左足を撃たれたが命に別状はない。

大林容疑者は自分が撃った
「家族(長男と次女のこと?)と話をさせろ」と
大声を上げた。


元妻との復縁が事件の端緒だったようだ。


最初に現場に駆けつけた巡査部長は首〜右肩部を撃たれて、大林容疑者宅の
玄関先に倒れていたが、大林容疑者「救急車が近づいたら撃つ」など
興奮状態にあったため、救出されたのは午後9時30分少し前。(重症)

20〜30人の機動隊他が盾を持って救出にあたったという。

その際、SAT隊員の巡査部長が左鎖骨を撃たれて死亡。
日本で、SAT隊員が作戦遂行中に殺されたのは初であるとのこと。


近所で林容疑者を知る人はインタビューに応えて
「日頃から大きな声を出す人で、また始まったと思っていた。
 会って話をすると何を言っているのかわからないので、
 クスリでもやってるんじゃないかなと思っていた。」と語る。


元組員でクスリをやっているように見える、拳銃は持っている。

こうなるとこの立てこもり事件は会津若松の事件の影響を考えるより、
そういう人が野放しになっている地域社会や警察の問題が大きいと
考えたくなる。



18日、29時間ぶりに(元)妻がトイレの窓から大林容疑者のもとを
逃げ出し、その後犯人は投降。


めでたしめでたしと思いきや、問題が山積。



前回の立てこもりのときに発表された銃刀法(所持法)の問題が全く
クリアーされておらず、内閣官房長官が7月にプロジェクトチームを結成する
と発表。


つまり、何もなされていなかったというか、
警察では何も有効策を打つことができないことが明るみに出てしまった。


加えて、今回の事件では、警察・機動隊では 対応のまずさに
上役から現場部隊まで日頃どういった訓練をしているのかといった
指摘が出る始末。(特に指揮の問題)


ここまでは報道のとおりです。


しかし、高齢女性達はこの事件の悪い結末の原因を
次のように指摘する。


「元妻は、いくら過去に暴行を受けていたとはいえ、復縁を求められて
 いたのだから、忍耐と方便により、元夫を説得出来たはず。

 早い段階でそれが出来ていれば、SATの若い隊員も死なずに済んだし、
 撃たれた巡査部長ももっと早く救出されたはず。

 自分がトイレの窓から逃げでて救出された格好になるのはいかがか」


とたいへん厳しい。が、筋が通っていて説得力がある。

今後、今回の事件から教訓を得ることが出来るのか。


                         TARO
               

TAROlovesunshine0512  at 19:26  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 時事