2007年04月10日
ルーブル・オルセー・ノートルダム・マリーアントワネット 画像あり
070330(仏6泊目)(金)
午前セーヌ河岸に建つルーブル美術館を訪問。
入場するため広場のガラスのピラミッドから地下へ降りたのはいいが
巨大な地下広場も人でごったがえしている。
ルーブルについて、このピラミッドが象徴だなんて書いてあるものがあるが、
それはヘンというものだ。
ルーブルはフランスのもので、ピラミッドは違うでしょ。
天井が高いので息苦しさを感じるほどではないが、さながら日本の百貨店の
ような混雑である。
入り口方向にもディズニーランド並に行列ができていて
私達はすぐに入場を諦めた。
ミーハーなことに、かつて日本にモナリザが来たときに
モナリザを 描かれたときのように自然に浮かび上がらせるよう考案された
照明がルーブルにも取り入れられていると聞いていたので楽しみにしていた。
また、幼い頃、父に連れられて上野の博物館で見たサモトラケのニケを
見るのも楽しみにしていたが、これでは仕方がない。
娘の土産購入につきあった後ルーブルを出た。
庭も広大。
続いてセーヌを挟んで対岸にあるオルセー美術館へ。
こちらも学生で溢れかえっていて同じ。
真剣に見学するつもりなら時期や時間帯を選ばなければならないようだ。
オルセー美術館の入場口から少し離れたところで
ニースでは見られなかった憂鬱な顔をした画学生が自作を並べているが
誰ひとり見向きもしないのが印象に残った。
こちらもさっさと諦めてお次はノートルダム寺院へ。
寺院前景はそれほど大きいと感じなかったが、中へ入ると
それはそれは天井の高いこと、奥行きの深いこと。
石で作られた暗い建物の中には木の古いベンチが
最奥の大きなステンドグラスの下の祭壇まで並べられている。
「神は死んだ」と言われていないご時勢でも
あたかも遠近法を表現するように並べられたたくさんのベンチが
全部埋めつくされることがあったのだろうか?
無数にある蜀台に立てられた蝋燭で照らされる暗い建物内はこの世の、
そしてステンドグラスを通して差し込む光は天界の象徴?
荘厳さに打たれるというよりは
うちひしがれることを強要する空間のように感じた。
少し遅めの昼食をとった後、ごく近くにある、
マリーアントワネットが繋がれた「牢獄」を見学した。
(名前は横文字なのですぐに忘れた)
日本の今の刑務所のイメージからすると
建物自体はずいぶん贅沢な感がある。
狭くて暗い各個室の絶望的な感じは今も昔も変わらない。
マリーアントワネットが投獄された部屋だけは若干広く
もしかすると日本のアパートの平均的な広さくらいあるのでは?
(窓まで付いているが、これは小さい)
モンパルナスへ戻り、昨日ワインを飲んだCAFEの通り向かいにある
「ローム」で街を歩く人人を眺めた後、しばしホテルで休憩。
夜はレストランでうさぎの肉を食べる。
店のオーナーがやけに勢いよくセールスするなと思ったら案の定
イタリア系フランス人であるとのこと。
TARO
関連記事
フランス旅行記
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53709376.html
フランスへ出発/パリからニースへ
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53721125.html
ニースにて
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53722084.html
ニースからモナコへ
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53724033.html
モナコにて
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53725957.html
カンヌにて
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53726771.html
ニースからパリへ
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53730358.html
パリでなんとなく過ごす一日
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53764655.html
パリとリュクサンブール公園とレストラン
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53765812.html
ベルサイユ宮殿の庭をチャリで走る
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フランスからの帰国と後日起きたこと
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53787270.html
フランスのショート報告
http://lovesunshine.livedoor.biz/archives/53816270.html
午前セーヌ河岸に建つルーブル美術館を訪問。
入場するため広場のガラスのピラミッドから地下へ降りたのはいいが
巨大な地下広場も人でごったがえしている。
ルーブルについて、このピラミッドが象徴だなんて書いてあるものがあるが、
それはヘンというものだ。
ルーブルはフランスのもので、ピラミッドは違うでしょ。
天井が高いので息苦しさを感じるほどではないが、さながら日本の百貨店の
ような混雑である。
入り口方向にもディズニーランド並に行列ができていて
私達はすぐに入場を諦めた。
ミーハーなことに、かつて日本にモナリザが来たときに
モナリザを 描かれたときのように自然に浮かび上がらせるよう考案された
照明がルーブルにも取り入れられていると聞いていたので楽しみにしていた。
また、幼い頃、父に連れられて上野の博物館で見たサモトラケのニケを
見るのも楽しみにしていたが、これでは仕方がない。
娘の土産購入につきあった後ルーブルを出た。
庭も広大。
続いてセーヌを挟んで対岸にあるオルセー美術館へ。
こちらも学生で溢れかえっていて同じ。
真剣に見学するつもりなら時期や時間帯を選ばなければならないようだ。
オルセー美術館の入場口から少し離れたところで
ニースでは見られなかった憂鬱な顔をした画学生が自作を並べているが
誰ひとり見向きもしないのが印象に残った。
こちらもさっさと諦めてお次はノートルダム寺院へ。
寺院前景はそれほど大きいと感じなかったが、中へ入ると
それはそれは天井の高いこと、奥行きの深いこと。
石で作られた暗い建物の中には木の古いベンチが
最奥の大きなステンドグラスの下の祭壇まで並べられている。
「神は死んだ」と言われていないご時勢でも
あたかも遠近法を表現するように並べられたたくさんのベンチが
全部埋めつくされることがあったのだろうか?
無数にある蜀台に立てられた蝋燭で照らされる暗い建物内はこの世の、
そしてステンドグラスを通して差し込む光は天界の象徴?
荘厳さに打たれるというよりは
うちひしがれることを強要する空間のように感じた。
少し遅めの昼食をとった後、ごく近くにある、
マリーアントワネットが繋がれた「牢獄」を見学した。
(名前は横文字なのですぐに忘れた)
日本の今の刑務所のイメージからすると
建物自体はずいぶん贅沢な感がある。
狭くて暗い各個室の絶望的な感じは今も昔も変わらない。
マリーアントワネットが投獄された部屋だけは若干広く
もしかすると日本のアパートの平均的な広さくらいあるのでは?
(窓まで付いているが、これは小さい)
モンパルナスへ戻り、昨日ワインを飲んだCAFEの通り向かいにある
「ローム」で街を歩く人人を眺めた後、しばしホテルで休憩。
夜はレストランでうさぎの肉を食べる。
店のオーナーがやけに勢いよくセールスするなと思ったら案の定
イタリア系フランス人であるとのこと。
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