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愛知県長久手町:人質を捕った拳銃男の立てこもり事件:大林元組員警察官(SAT隊員)ひとりを殺害

愛知県長久手町の閑静な住宅街で拳銃男が人質を捕り立てこもった。
5月17日午後4時少し前のこと。

愛知警察署に「父が拳銃を持って暴れている」と家族から通報のあったのは
午後3時45分頃。

間もなく、警察官ひとりと一般人の男女二人が撃たれ、
男女の命に別状はないが、拳銃男は警察を人質に立てこもったと報道される。


続いて、消防署の電話取材。

Q−拳銃で撃たれた通報があったのは何時頃?
A−4時19分
Qー通報はどこから?
A−愛知警察から
Q−現場に到着したのは?
A−4時20分頃(早すぎるような気が・・・)
Q−運ばれたのは何人?
A−二人
Q−男女の別は?
A−20代の女性ひとり、30代の女性ひとり
Q−状況は?
A−ちょっと分らない
Q−警察官は?
A−運んでいない


続いて、拳銃男が立てこもっている「一軒屋」の相向かいに
ある事務所に閉じ込められた男性とのやりとりが報じられた。

Q−そこは住宅街か?
A−近くにガソリンスタンドもあるが住宅街
Q−事務所から一軒家まで近いのか?
A−ここから一軒家の玄関先が見える
Q−当初何か見たり、聞いたりしたか?
A−言い争う声に続いて拳銃の発砲音が数発聞こえた
Q−いまはどうなっている?
A−警察官が倒れて腕を動かしている
Q−他に誰かいないのか?
A−近寄れないようだ
Q−他に何か見えないか?
A−電気を消しているので家のなかは見えない
Q−近隣に住む住民が歩いているということはないのか?
A−封鎖されているようで人の姿は見えない。私も外へ出れない
Q−立てこもっている拳銃男は一軒家の主か?
A−だと思う
Q−どんな人か分るか?
A−分らない
Q−家族は中にいるのか?
A−分らない


こんなやりとりの後、人質になっているのは女性であるとの訂正。


15日に会津若松で高3男子生徒が
母親の頭部をカバンに入れて会津若松署に出頭するという
ショッキングな事件があったばかりのことである。

16日には新潟県の魚沼で49歳の男性が
81歳の老親に暴行を加えて殺している。

記憶に新しいアメリカで
韓国の少年が銃を乱射して多数の命を奪った事件の報道の直後、
日本ではやはり拳銃男が人質を捕って立てこもるという事件が起こっている。

人の命に関わるショッキングな事件の後、伝染というか連鎖的に
人の命を軽んじるような事件が起きている。

報道関係者や警察は厳密な因果関係を証明できないとしても
こういったデータを採り、統計学的な観点から
何らかの対処を考えるべきときに来ているようなきがする。


その後  *5月18日午前5時30分


いまも立てこもっている。

その後の調べで容疑者は大林元組員(50)、人質になっているのは元妻
撃たれた男女は長男(25)・次女(21)であることが判明。
(元妻が人質というのは?)

長男は腹部を、次女は左足を撃たれたが命に別状はない。

大林容疑者は自分が撃った
「家族(長男と次女のこと?)と話をさせろ」と
大声を上げた。


元妻との復縁が事件の端緒だったようだ。


最初に現場に駆けつけた巡査部長は首〜右肩部を撃たれて、大林容疑者宅の
玄関先に倒れていたが、大林容疑者「救急車が近づいたら撃つ」など
興奮状態にあったため、救出されたのは午後9時30分少し前。(重症)

20〜30人の機動隊他が盾を持って救出にあたったという。

その際、SAT隊員の巡査部長が左鎖骨を撃たれて死亡。
日本で、SAT隊員が作戦遂行中に殺されたのは初であるとのこと。


近所で林容疑者を知る人はインタビューに応えて
「日頃から大きな声を出す人で、また始まったと思っていた。
 会って話をすると何を言っているのかわからないので、
 クスリでもやってるんじゃないかなと思っていた。」と語る。


元組員でクスリをやっているように見える、拳銃は持っている。

こうなるとこの立てこもり事件は会津若松の事件の影響を考えるより、
そういう人が野放しになっている地域社会や警察の問題が大きいと
考えたくなる。



18日、29時間ぶりに(元)妻がトイレの窓から大林容疑者のもとを
逃げ出し、その後犯人は投降。


めでたしめでたしと思いきや、問題が山積。



前回の立てこもりのときに発表された銃刀法(所持法)の問題が全く
クリアーされておらず、内閣官房長官が7月にプロジェクトチームを結成する
と発表。


つまり、何もなされていなかったというか、
警察では何も有効策を打つことができないことが明るみに出てしまった。


加えて、今回の事件では、警察・機動隊では 対応のまずさに
上役から現場部隊まで日頃どういった訓練をしているのかといった
指摘が出る始末。(特に指揮の問題)


ここまでは報道のとおりです。


しかし、高齢女性達はこの事件の悪い結末の原因を
次のように指摘する。


「元妻は、いくら過去に暴行を受けていたとはいえ、復縁を求められて
 いたのだから、忍耐と方便により、元夫を説得出来たはず。

 早い段階でそれが出来ていれば、SATの若い隊員も死なずに済んだし、
 撃たれた巡査部長ももっと早く救出されたはず。

 自分がトイレの窓から逃げでて救出された格好になるのはいかがか」


とたいへん厳しい。が、筋が通っていて説得力がある。

今後、今回の事件から教訓を得ることが出来るのか。


                         TARO
               

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